2018年6月28日木曜日

「ポップス」という面白い「化け物」。

今年、教えている昭和音楽大学で3年生のポップスのバンドの授業を担当させて頂いている。

分かりかけて来た事。繰り返しというのは思ったよりも偉大で、誤解を恐れずに言えば、ただひたすら、繰り返しやってるだけでも伸びていってしまう(良い意味)。鍛錬とはそういう側面もあるんだなって。。。



ポップスは学ぶもんじゃないなとも思うし。ジャズと比べると「やればいいじゃん」のように僕には感じる(否定的な意味ではない)。それに、ポップスはあまりに幅広く、体系化して教えることはほぼ不可能で、教える側の音楽性が試されているようにも感じる。

誰に向けてでも教えられる事柄と言えば、楽器の鳴らし方とか、コードの読み方とか、クリックに対するあり方とか、、、結構色々あるけど、これ自体はポップスじゃない。ポップスにはジャズのように一度体得したら数万曲に応用出来るようなはっきりとした方法論は無いように僕には見える。

一方で、ジャズもクラシックも、それがリアルタイムで出てきた頃は、それが最先端の「ポップス」であった。ポップスって面白い化け物だ。

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オルタード王子。

Bill Evans(ピアノのほう)って、聴けば聴くほどオルタード王子だよなぁって思う。。あとm7の音使いに急にモードっぽい音使いが出てきて(平気で13やb13が目立ったところに出てくる)ドキっとさせられてたんだなって。。久し振りに研究しちゃいました。