ピアノのダンパーペダル(以下「ペダル」)。
僕は、積極的に踏むほうかもしれません。
あの、足で掴んだペダルが、ダンパーを操っている感覚が、大事なように思います。
実際にピアノの中の様子を見ればすぐに分かりますからね。
考え方としては、ピアニストの横山幸雄氏の影響を、僕は大きく受けているように思います。
横山氏は自らの著書(*)で次のように述べいます(要約)。
(*)『ピアノQ&A136 上巻』横山幸雄著 p.140
是非、本を手に取って読んでくださいね。
是非、本を手に取って読んでくださいね。
これに当時の僕はとても影響を受けました。
ハーフペダルとかも、もう、面白くて。。僅かに踏んで響きをちょっと足すとかもね。
他にも、
「よく弾けるようになるまでペダルは使ってはいけない?」 (同p.146)
という質問に対して、遠回しではありますが「ペダルも使った方が良い」「どうしてもペダルを使わずに練習する事情がある場合も、ペダルを踏んだらどういう音になるかを常にイメージする」と結論しているように僕には読めます。
また、
「バッハの曲にペダルを使ってはいけない?」
という質問には、バッハの時代にはペダルがなかったからという理由だけでペダルを使わないのはナンセンス、という主旨の回答をされています。(同p.154)
とても参考になる本ですよ!
『ピアノQ&A 136』横山幸雄
『グレン・グールド発言集』
一方で、僕の敬愛するグレン・グールドはどうでしょう。
もうね、ペダル大っ嫌いなの。グールドは。
『グレン・グールド発言集』p.41
どういう音が欲しいかで、考え方も全く変わってくるのかもしれませんね。
いずれにしても、決め付けるのではなく、耳で聴いてね、自ら決めていきたいですね。
『グレン・グールド発言集』
楽しみましょう!
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